建築家 白井晟一の図面を納める額縁です。

数多くの名建築を残した白井晟一ですが、個人的には特徴的な素材づかいと重厚な建築という印象がありました。「素材感」「重厚さ」というイメージから鉄媒染でフレームを黒く染めるというアイデアが生まれました。

鉄媒染は草木染めの技法の一つで、植物のタンニンと鉄イオンが反応して発色します。木材もタンニンを多く含んでいるものがあり、特に「オーク」はその代表的な樹種です。
鉄媒染を施した「オーク」のフレームは自然のムラ感があり奥行きを感じる黒となりました。