身近な素材の合板を新しい技術で削り出し、合板がもつ積層面の美しさを表現した椅子。
薄い板が積層されることで品質安定性の高い合板は、世界最古のエンジニアリングウッドです。その特性を最大限活かし、デジタルモデリングをもとにCNC加工*で削り出しました。
この椅子はCNC加工*で接合ディテールまで自動で加工し、組み立てから人の手が入り椅子として完成します。本来、木材は反りや捻れがあるため加工前に一手間必要になりますが、合板の素材としての安定性によって大部分を一つの工程で完了できます。
有機的な形状に削り出すことで積層面は動きのある表情としてあらわれ、座面と背板は身体を優しく包み込むように柔らかなカーブを描きます。2枚の背板は人間工学に基づき身体をサポートし、自然と快適な座り姿勢に導きます。
*:コンピュータ数値で制御する切削機械による加工








